当社PB商品として『仙臺七夕祈織』を発売しております。
2011年東日本大震災以降、仙台市立の小学校120校、中学校63校、仙台青陵中等教育学校、鶴谷特別支援学校の計185校、約8万8千人の児童生徒が『復興の証し』『復興支援への感謝』『将来の夢と希望』を祈り、一人一羽の折鶴を織り、つないだ『鶴の吹き流し』が仙台七夕の象徴として飾られています。
当社では、その『児童生徒による故郷復興プロジェクト』の飾りを回収し、使用した糸・ストロー・針金等の部材を手作業で取り外し、児童生徒たちの大切な想いと祈りを『再生』し、そして『紙』として甦らせることといたしました。
この『再生紙』は、毎年限られた数量しかつくることはできません。
真っ白く綺麗な紙ではなく、毎年色合いも変わり、一枚一枚の柄も異なります。
でも、子供たちが祈り、織り、感謝し、創った飾りが抄き込まれ、東北にしか、宮城にしか、仙台にしかない『紙』なのです。
この『再生紙』のコンセプトは、児童生徒たちの想い、祈りを無駄にしないこと、先人達が仙台七夕の七つ飾りに秘めた思いを継承すること、そして東日本大震災を絶対に風化させないことです。
当社は、この想いを児童生徒たちの節目である卒業証書として戻してあげることを強く願い、この活動をスタートさせました。
お得意先様におかれましても、当社PB商品『仙臺七夕祈織』のコンセプトにご賛同いただければ幸いと存じ、ご案内をさせていただきます。
羽生結弦選手のオリンピック・フィギュアスケート「2連覇おめでとう」パレードにおいて、仙台市から授与された特別表彰の賞状用紙に仙臺七夕祈織が選定されました。