仙台七夕には欠かせない七つ道具といわれる飾りものがあります。
この飾り物には昔から、それぞれに深い願いが込められていました。七つ飾りを探しながら仙台七夕を見物するといっそう趣が感じられます。華やかな素材で工夫された七つ飾りには、作者の深い思いが込められてます。
織姫の織り糸を象徴し、昔の織り糸を垂らした形を表して機織や技芸の上達を願いました。くす玉が最上部飾られ、飾り付けの主役となっています。
昔金銭を入れて腰に下げたもの。富貴を願いながら、節約、貯蓄の心を養いました。しっかりとひもで結ばれ、無駄遣いを戒めています。
昔から重要なたんぱく源としての魚介をかかさないよう、仙台近海の豊漁を祈願しました。また、幸運を寄せ集めるという意味も含まれております。
七つの飾り物をつくり終えた裁ちくず、紙くずを拾い集めて屑かごの中にいれました。ものを粗末にしないで役立て、清潔と倹約の心を育てました。
家の長老の年の数だけ折り、延命長寿を願いました。折り方を習う娘たちは折り紙を通じ、教わる心、人に教える心を学びました。
棚機女(たなばたつめ)が織り、神に捧げたという衣で、七夕竹の一番上に吊るす習わしがあります。昔は母や師匠に教えられ、裁縫の腕が上がるよう願いながら縫われました。
早朝、硯にカラトリの葉にたまった夜露を集めて、すった墨汁で師に習った詩歌を書いて、学問や書、手習いの上達を願いました。
仙台七夕まつりには、たくさんの思いや願いがこもり、そんな思いや願いが飾りとなって街にあふれています。
仙台七夕まつりの歴史や飾りの意味に加えて、地元にいてもなかなか知る機会の少ない七夕まつり運営の裏話など、七夕まつりをあらためて見物したくなる講座。
公聴のあとは、誇り高い心持ちになります。
先人たちから受け継がれた仙台七夕まつりへの思いや願い、歴史や伝統、七つ飾りの意味に加えて、七夕飾りの見方のポイント、地元にいてもなかなか知る機会の少ない七夕まつり運営の裏話のご紹介。
先人たちから受け継がれた仙台七夕まつりへの思いや願い、歴史や伝統、七つ飾りの意味とともに、昭和の懐かしい「仕掛け物かざり」や「動く七夕パレード」を映像でご紹介。
先人たちから受け継がれた仙台七夕まつりへの思いや願い、歴史や伝統、七つ飾りの意味とともに、東日本大震災以降、市内中心部商店街で『伝説の飾り』と言われる仙台市立の全 小・中学校の子供たちが復興への感謝と将来の夢と希望、願い込められた折り鶴吹流し『児童生徒による故郷復興プロジェクト』の飾りの成り立ちと、その折り鶴を再生紙として甦らせる取り組み。さらに、裏方だけが知る七夕飾りの見方のポイントも詳しくご紹介。
その他、各講演で七夕飾りに込められた願いを学びながら更に「ミニ七夕飾りづくり」のワークショップも行えます。
料金 20,000円(税別)
料金 5,000円(税別)/人
※参加者の規模、会場に合わせての御相談となります。
料金 簡単シリーズ① ミニ吹流しキット 300円(税別)/個
簡単シリーズ② ボンボリ吹流しキット 500円(税別)/個
簡単シリーズ③ 仕上り本格ミニ七夕飾りキット 1,500円(税別)/個